君は
冒険に出たんだ。
寝ている間に。
君の探求心は
僕らには到底近付けなくて
圧倒されてしまったんだ
目が覚めた時に
僕らがいないわけを
わかって欲しいんだ。
毎日同じ時間の同じ車両に乗り、同じ駅で降りてゆく他人の僕らは
他人だから気持ちよさそうに眠る君をおいていくんじゃない
君の冒険に
美しき新しい人生に
自分の望みを託しているんだ
行くんだ