やたらと切ない 後ろ行きの電車から 見下ろした街中が 別れを決めつけた 扉の外へ置いてきた 悲しみと言われた物が ふいに窓へ映るから 冷たい雨が降り始めた 壁に縋って、声を顰めてアルバムを取り出した 開きやすくなったページをまた開けてさ 笑って終わろう
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