目を閉じれば鮮明に浮かぶ彼の笑顔。笑い声。たまにぶっきらぼうだけどすごく優しい。
握った手があったかい。ぁたしの気持ちはこんなにもあなたでいっぱいなのに…あたなの心には違う人がいた。
一緒にいた時間が長いだけ、想う気持ちが強いだけ、辛い。
幸せな思い出を思い出すたびにその幸せがぁたしの心を抉る。
深い深い傷なる。
ぁたしの生活にはあなたが存在しすぎていたね。
今だにメールを待つぁたしはただ虚しい気持ち。
部屋に入ればクリスマスにあなたからもらったプーさんのぬいぐるみがあって、携帯を見たらまだ付き合っていた時のメールやプリクラ、写真がある。
道を歩けば「この道を一緒に歩いたっけ」って思い出す。
ぁたしはまだまだ立ち直れそうにないや。
友達に戻ったあの日、二人で見上げた星空。きらめく星が歪んで見えた。どうか…この手を握って…あなたの声で、もう一度「好き」って言って…。
どんなに上を向いても、涙があふれたの。
あのね…ありがとう。あと、ごめんなさい。
こんなぁたしの話を聞いて、慰めて、笑って、抱き締めてくれて…ありがとう。
傷はまだ塞がらない。けどいつか血は止まり、治る。傷跡は残るかもしれないけど…穏やかな気持ちで思い出せるはず…きっと…
「大好きな人」から「大好きな友達」になれる日まで、ゆっくり歩くよ。