「ごめんね、なんか、変な事にまきこんじゃったみたいで…」
ユズキさんは私にそう言ってうつむいた。
「ぜっ全然!いいですよ、そんなの!」
私はとっさに答え、こう続けた。
「彼とはどういう関係なんですか?……彼氏とか?…」
ユズキさんは、照れくさそうに、
「彼氏だったらいいのにねっ」
ともう一度、うつむいた。
私は、その場にいることに耐えられなくなり、ユズキさんに別れをいって後にした。
二人の仲には、入れない…
この恋は、もう忘れよう…