もう、戻れない【2】

ティオ  2006-03-18投稿
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私達は幼馴染で、家も近く、よく遊ぶ仲だった。
そんなお互いは惹かれ合い、付き合うことになった。

それが幸せの終わりを告げるモノだとは、
そのころ思いもしなかった・・――。


    *   *   *


「私ね、将来は優希のお嫁さんになるんだよ。」

それは、あの頃の私の夢。
優希は優しく微笑んで「それはよかった」と言った。

そんな優希の笑顔が大好きだった。


だから、なにがあっても、2人が離れることはないと思っていた。
優希の心はいつもココにあると思い続けていた・・。

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