スケスケ*スマイルさん・・・
スマイル*あっ、ごめんね。勝手な事行って。
数分間、スケスケからの返答はなかった。
(ごめんね・・・。)
スケスケ*ありがとうございます。参考になりました。
スマイル*え?
スケスケ*その思い、確かに僕の中にありました。そうか。その気持ちをぶつければいいんですね(笑)
意外な返答に、ポカンとしていた美咲はハッと我にかえると、『そうだよ!』と返答した。
さくらっこ*こんちは〜
スマイル*あー!よかったー。他に人来たよー!
テイルズ*俺も!
スマイル*こんにちは!テイルズさん♪
チャット*スケスケさんが退室しました。
テイルズ*スケスケの野郎、どうしたんだ?
スマイル*内緒だよ
テイルズ*なにぃ!?
さくらっこ*まぁ、まぁ!
こうして、チャットのやりとりは始まった。
「それでね!」
美咲は、チャットの内容を話す様になった。ただ、話したくないところは1部分省いて。それでも、美咲が日に日に元気になる事が両親にとって嬉しかった。
「美咲。学校はどうするの?」
母がそう言ったとたん、動かしていた箸をとめた。
「さね。」
短く返答すると、食べ残して上へあがった。
さくらっこ*どうしたんです?>スマイルさん
スマイル*何でもないの
テイルズ*さっきから、口数すくねーな。いつもの威勢はどうした。
スマイル*大丈夫
(だめだよ。みんなを困らせちゃ。)