「え…」
「沙羅は鏡のことを信じてるんだろ??その鏡がルイを信じろと言った。で、おまえはルイに信じるって言った。何も問題ないだろぉが。」
…そうだ。クラインの言うとおり。何も問題ないんだ。アタシは鏡を信じている。そしてルイを信じる。
「凄いわクライン。悟りが開けた!!!」
「あぁ??おまえも忙しいよな。……それよりオレ眠いんだけど。」
クラインはあくびをした。あ…いつまにか朝方になっていた。そろそろ陽の昇る時間。
「え、じゃあアタシもぉこのまま泊まって良い??」
「あぁ泊まってけよ。」
そのままアタシはクラインのベットで一緒に眠った。
ここに泊まるのも久しぶりだな…。4年前は毎晩のように泊まりにきては泣きながら寝た。
クラインはほんとの家族みたい。