2つの鏡〜沙羅〜17

レオナ  2006-03-19投稿
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「え…」

「沙羅は鏡のことを信じてるんだろ??その鏡がルイを信じろと言った。で、おまえはルイに信じるって言った。何も問題ないだろぉが。」

…そうだ。クラインの言うとおり。何も問題ないんだ。アタシは鏡を信じている。そしてルイを信じる。

「凄いわクライン。悟りが開けた!!!」

「あぁ??おまえも忙しいよな。……それよりオレ眠いんだけど。」

クラインはあくびをした。あ…いつまにか朝方になっていた。そろそろ陽の昇る時間。

「え、じゃあアタシもぉこのまま泊まって良い??」

「あぁ泊まってけよ。」
そのままアタシはクラインのベットで一緒に眠った。

ここに泊まるのも久しぶりだな…。4年前は毎晩のように泊まりにきては泣きながら寝た。

クラインはほんとの家族みたい。

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