うわぁぁぁ(汗!!
驚くのもあたりまえである、何の変哲も無い自販機から声が聞こえて、お金をいれたら中から・・・
【オッサン】がでてきたのだから!!!
状況がつかめない僕はまず話しかけた!
(あのー・・・)
【なんや?】
(なんで自販機の中から出てきたんですか?)
【答えたら銭でもくれるんか?】
笑いながらオッサンはしゃべった。
【坊主、此処はどこやねん】
(山形ですけど・・・)
【ほー。懐かしいのぅ】
なつかしい? このオッサンなにいってんだろ・・・?自販機からでてきて懐かしい?おかしい・・そして・・・・怪しすぎる!!
しかもYシャツ姿にネクタイを胸ポケットにしまい、なぜか汗だくのバーコードのハゲ親父。
ハンカチで噴き出す汗を拭いている。
得体の知れないこのオッサン。
何者なんだ?
二分くらい沈黙が続くZZzz....。
【坊主、腹減った、どっか飯くうとこないか?】
ビクッ!
いきなり声をかけられたのでビックリした。
(近くにラーメン屋ありますけど)
【ラーメン屋!?たこ焼きないんか?ここは】
(ありませんよ;)
【しゃあないなぁそこいこ坊主お前、めしくったんか?】
さすがに子供ながら(へっている)とはいえなかった。
僕は(かえる)と言い残しそのまま帰宅した。
夜、その話を両親や家族に話したが、信じてもらえなかった。 ただみんなはわらってばかりだった。
少し悔しい感じがしたが、せっかくの夏休みだ!と思い床についた。
翌朝
午前六時半
《チュンチュン》
鳥のさえずり
いいめざめだと思いいつもの部屋の掛け時計を見・・・・み・・・・み!?
あああああゎああいあああい?ああうあ!!