シンキングベースボール6

若武者  2007-10-15投稿
閲覧数[357] 良い投票[0] 悪い投票[0]

  〜卒団式2〜


少したった頃シッポの演説が始まった『え〜今日は父兄の皆さんお忙しい中お集まり頂きましてありがとうございました……』シッポの話しは選手一人一人の入団時の様子、初めてのヒット・ホームランetc よくそんなに喋れるなと思う程永遠に続いた


シッポが話し出して30分が過ぎた時だった 『今日は父兄の皆さんにお願いがございまして…』


シッポの『お願いが』の声に 周囲の雰囲気が少し変わった


シッポが俺らは勿論父兄にお願いがございまして等、口にした事が無かったからだろう…

シッポは周りを見渡しながら続けた『来年の4月に中学生の硬式野球チームを作る事になりました 私としては今年の卒団生全員でチームを作れたらなと考えております』  


父兄も選手もどうやら皆やる気みたいだ


『 ですが1つ問題があります 中学の硬式野球チームというのは本当レベルが高い選手の集まりです ですから私の指導も今まで以上に厳しくなります 選手、父兄共々よく考えて進路を決めて下さい 』


i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 若武者 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ