彼女と親しくなるまで
2005年3月自分は中学校を卒業した。
中学生活はいたって普通な生活だった。
部活はバスケ部でキャプテンをしていて勉強もそこそこできるほうで友達にも恵まれていた。ガールフレンドがいた時期も何度かあった。
こんな普通の3年間が過ぎてから数日後、自分は友達に「クラスメイトのアドレス知りたいから教えて」という理由である女子のアドレスを教えてもらった。
教えてもらった彼女とは中学3年のときに一時期席が前後になって少し親しい関係になり話したりからかっているうちに気になる存在になっていた。だが受験勉強に集中してしまったために自然と気になる存在ではなくなっていた。
しかし卒業してからなんとなく彼女のことが気になったのでアドレスをきいたのだった。
そしてメール初日、その日は友達とバスケをしてその帰り道にこのような初メールを送った。
「こんばんは☆いきなりこんなメール送ってごめんね。卒業してみんなに会えないからアドレスきいてるんだぁ♪」
「こんばんは☆★いいよ?もう卒業しちゃったからみんなに会えないもんねぇ」みたいな返信がきた。
それから一週間メールをした。学校、友達、お互いのことなどをメールしていた。自分はまた彼女のことが気になりはじめていた。
そしてメールをしていてお互いに手紙を書いて次の日の夜に公園で交換することにした。
この手紙交換がきっかけで自分と彼女の物語が始まったのだった…。