今日は、先生に欠席の連絡をしておくから...
あなたは、黙って自分の部屋に戻った。
私は、学校に連絡を入れた。
担任の先生が、どうされたのですか?
私は、体調が悪いのでと言った。
私は、無理に登校させようと思えば可能だった。
でも、今日は...
それをしては、いけないような気がした。
そして、落ち着かなかった。
あなたな部屋に、押しかけて、なぜ?
どうしたの?
何が何でも、理由を聞きたかった。
感情的になりそうな自分がそこにいた。
少し時間をおいて、話そうと思った。
しばらくして、あなたがリビングに降りて来た。
少しバツの悪そうな顔をしていた。
どうしたの?
学校で何かあった?
いじめられたりしたの?
あなたは、いじめられているんじゃないと言った。
ただ、自分でも良く判らない。
学校に行くのが、しんどい。
疲れた...
学校を休むつもりはなかったの。
でも、家に帰りたくなったの。
そう、今日はいいから。月曜日から、学校に行きなさいよ。
判ったとあなたは小さく答えた。
ホッとした顔をした。
誰にも、私にも、こんな事あるよね...
そう思った。
学校を休んで良いと思った途端、あなたは普通。
いつもと変わらない。
私の考え過ぎだったんだと思った。
これは、大きな間違いだった。
それに気付くのに時間は掛からなかった...