そんなこともあり、ドキドキしながら郵便受けを覗くことが日課になった。
ドクッン……ドクッン……
『きてるかな…』
ガチャ……
「…………ふぅ〜、きてなかったぁ」
今日もきてなかった。
朝からこんなにドキドキしてたら体に良くないよな。そう思い、二度寝をしようと家に戻った時だった。
「貴ぁ!!」
この声は……
俺は後ろを振り返った。
「貴!おはよう!!」
夏希だった。
「……お前か。」
「……ってなにさ?」
「朝っぱらからテンション高すぎだなって思っただけ。」
「別にいいじゃん!朝から元気いっぱいなのはいいことなんだし!」
「………いや、ウザイだけだ。」
「ひどっい!!貴のバカ!!」
ガシッ!!
「お、おい!!そのバケツには水が……」
「知ってる」
バッシャァン!!!!!!
………戦争が起こっているとゆうのに、いつもと変わらないバカ騒ぎをしている俺ら。
今、この時が幸せだ。
「うわっ!!冷てぇ!!!」
「バ〜カ!!」
1番大切なこの人と一緒にいるこの時が…