Love a Minute 2‐1

Siki  2007-10-18投稿
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結衣と再会をして柄にも無く昔話やこれ迄の経緯を話した。
死を考えていたと話すと当たり前のごとく励まされた普段ならうっとうしく思うがその時はなぜか元気が出てきた。得に最後の一言は嬉しかった。
「困った事があれば頼って」と。
親も友もいなく施設で育った私には束縛する物はなくその日のうちにこの町に住む事に迷う事なく決めた。次の日、結衣には彼氏がいると聞いていたので結衣の家を出た。
家を出たはいいが住むところが無い、仕事が無い。途方に暮れながら彷徨っていると。一軒バーを見つけ中に入りマールを注目をし一休みした。酒を半分飲んだ時、いきなり店が騒がしくなった。どうやらここらを縄張りにするヤクザらしい。不機嫌だった私はヤクザに話し掛けた。
「なぁ、あんたらこの酒しってるかい?」
突然客に話し掛けられ驚いたヤクザは決まりごとの用に脅し文句を言っていたが無視をして話し続けた。
「この酒はマールと言ってフランス語でカスって意味だ、まるで」
話の途中でヤクザは逆上し殴りかかってきた。ケンカには絶対の自信があった私は苦もなく返り討ちにした。そしてヤクザは決まり文句を残して帰って言った。

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