憧れと恋。
私は小学校の頃、人目惚れをして好きになった男の子がいた。
彼はかっこよくて私のタイプ。でも、その他に
どこが好き?
と言われると・・・
何も答えられなかった。
でも私は小学校から中学まで彼の事だけを思い続けた。
私はそれを恋だと思った。
友達からは、
一途だね。
本当に好きだね。
と言われ、
いつの日か私は、彼を一途に思い続けている自分を尊敬していた。
でも、
時々わからなくなる。
彼の事は好きだけど、中学になった今でもただ思い続けているだけで、ろくに会話をした事がない。
一体いつになったら話が出来るのか?
難しい話だ。
彼とは同じクラスになった事がなく、話すキッカケが全く見つからないのだ。
考えてみると彼にはイイ迷惑な話だ。
でも、好き。
彼の事が大好き。
私は毎年イベントのある日には彼に必ず手紙つきのプレゼントを渡し続けた。