また彼に会った。会えば会うほど彼がだんだんわかってきた。悪いところも見えてきた。彼はいつも私の立場を気にしてくれる。二人で行くのは必ず他府県。誰かにばれてしまったら会えなくなることを恐れている。「僕は独身だから二人でいるところを誰に見られてもいいよ」
結局恐れてるのは私。考えてみれば、旦那といたほうが気楽。変な心配をしなくていい。彼にはいつも嫌われないために気を使ってしまう。彼は気を使うなって言うけど、やっぱり気を使ってしまう。彼に求められたらきっと断れないだろう。どんどん堕ちて行くような…怖さと背中合わせ。誰か私を止めてって心の中で叫びながらもまた彼に飛び込みたい自分がいる。
苦しい恋
でも…やめられない恋