結局は、家で解決するしかないんだと書いてあった通りだと...
でも...
どうして良いのか判らなかった。
主人と何日も話し合い、ケンカにもなった。
主人は、病気でもないから学校に行かせろと言う。
おまえが甘やかしているからだと言われた。
私が悪いのと言いたくなる。
娘は、仮病ではない。
本人も苦しんでいる。
このまま何年も引きこもりになるかも知れないと言う不安と焦りで一杯だった。
ネットの中で
電池切れしたパワーの無くなった子に
『頑張って』と言う言葉は酷で禁句だと...
確かに、そうだと思った。
疲れ果て、心が元気をなくした我が子に登校しろと言っても...
本当は、学校に行って欲しかった。
その夜、主人と話し合い...
ケンカになったが、今は娘の事を一番に考えようて行こうと言った。
主人も判ってくれた。
私達は、あなたが自分から登校したいと言うまで待つ事にした。
あなたを呼んで話した。
主人が話した。
『明日から学校に行かなくてもいい。行きたくなったら行きなさい』
あなたは、ホッとした顔をした。
「本当に行かなくてもいいの?」
『いいから。ただし。休んでいても決まった時間に起きて家で勉強は続けるように』
あなたは、父から許してもらった事が不思議だと思ったみたいだった。
この選択が良かったのか悪かったのか、今も判らない。
この日から、様々な事が起こり悩める日々を共に過ごす事になった。
次の日から、あなたは父に言われた通り朝起きて来ていた。
朝食後、犬の散歩に行き家事を手伝ってくれた。
登校しなくて良いからか、様子は落ち着き元気だった。
その様子は、普通だった。
違う事は、学校に行ってない事だけ。
精神的にホッとして、家にいる方が元気だった。
そんなに学校に行く事が苦痛だったのだろうか...
親としては、なぜこうなったのか原因が知りたかった。
それが判らない限り、何も解決出来ない。
この時点では、まったく原因が判らなかった。
一つ一つ、たどって行くしかなかった...