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レオナ  2006-03-19投稿
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朝、秀と待ち合わせのバス停に向かう途中だった。
ケータイが鳴った。アタシは制服のポケットからケータイを取り出しメールを読んだ。

“今日寝坊しちゃった(>_<)”

しちゃった??相変わらず藍治らしいアホ丸だしのメール。

“珍しいね(゚Д゚*)学校には間に合うんでしょ??”

歩きながら返事を送った。

ちょっと歩くとバス停に着く。バス停の椅子には足を組んだ少し長めの茶髪の男子高生がいる。

「おはよ。」

アタシは秀の隣に座る。秀とは幼なじみ。ホントは秀一って名前だけど皆には秀で定着してる。

「おはよー。椿、今日も帰りに家寄るよね??」

アタシは秀の隣に座って一緒にバスを待つ。

「寄る寄る。ゲームの続きやらなきゃ。あ、バスきた。」

アタシは椅子から立って前の方へ歩いた。秀もアタシに続く。

「今日姉ちゃん仕事休みだから運良かったらあえるよ。」

アタシたちはバスに乗り込み一番後ろの座席に座る。今の時間帯のバスは早すぎてまだ人はほとんど乗ってこない。

「和葉チャンと会うの久しぶりだな。いつも仕事行ってるんだもん。」

藍治からの返信がきたらしくまたケータイが鳴る。



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