最初は誰かと間違っているんじゃないかと思った。
でも、彼の目は真剣
考えた末、彼の事もよく知らなかったので「気持ちは嬉しいけどまだ転校してきたばかりで困惑してるから…ごめんなさい」
私はありったけの気持ちを込めて断った。
彼は残念そうにしていたけれど納得してくれたようで
「じゃあ、友達としてじゃ駄目かな?」
「うん…好きになってくれてありがとう」
そう答えると去っていった。
その時、ふと視線に気づき後ろを振り向くと同じクラスの女の子がいたので声をかけようと近づいたら何故か無視された…
聞こえなかったのかな?
その時は気にも留めていなかったけど翌日になり事の重大さに気付かされたのであった…