悲しみの果ての復讐-第三話-

琉李  2007-10-23投稿
閲覧数[571] 良い投票[0] 悪い投票[0]

こうして、僕の犯人への復讐の計画を練る事にした。
犯人を捕まえる。

そして、殺す。

どうしてもそうしたかった。

全ては友伽里のために。

捕まえる前に僕は殺し方を考え始めた。

ネットを見る。

「復讐」と検索してみた。
すると、こんなサイトを発見した。

そのサイトにはこう書かれていた。

「この薬を飲むと人は必ず死にます。」

僕はこの言葉を望んでいた。

探していた言葉にようやく巡り会えた。

僕はこの薬を購入した。

28500円。

中学生の僕にとっては、この値段はかなり高めだ。

でも、これで犯人を殺せるのなら・・・

これで、僕の願いがかなう・・・

そう思いながら僕はこの薬を買った。

僕の感情はもう押さえられなかった。

最近学校でよく言われる言葉。

「性格変わったね。」

「目つきがいつもと違う。」

そして一部からは、

「怖い」

そんな言葉を耳にすることが増えた。

こうして段々僕は皆から避けられていった。

でも、そんな事はどうでも良かった。

友伽里のためならば。

(つづく)




i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 琉李 」さんの小説

もっと見る

ホラーの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ