『結果オーライ』
というべきだろうか。…まぁ何はともあれ、、、
『よく頑張ったね』と
拍手をしたい。
一目惚れは結果論だという人がいう。確かにそうかもしれない。でもきっとテツは私に一目惚れしたんだよ。初めて会ったその瞬間から恋に落ちてた。自惚れではなく。
私？私は……ぶっちゃけ全く。その頃、仮にも生まれて初めての『彼氏』と名の付くヒトがいたしね。でも物足りなさを感じてか、私の目は常にキョロキョロしてた。
だから、テツと私を出会わせてくれたバイト先は、お金稼ぎとしてはもちろん、男探しの場だったんだよね。そりゃ私もその辺にいる女子高生ってやつの一人だったから。
でもまさか、一緒に入ったユカが一日でボイコットするとは……予想外。どーすんのよッ！って感じだったけど、、まぁ。母子家庭の県住に住むようなこの私が迷う余地もなく。背に腹はかえれんってことで始めたバイト。のちに私の人生を大きく揺るがしてくれる舞台。
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