『砂の刻』

 2007-10-24投稿
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明け方の色付く街に
君の声を見たくて
ただ一目でも逢いたくて
でも、その一言がどうしても伝えられない…

たった一行の言えない言葉

有りのままの想いを可能な限り伝えたくて、傷付けたくて

君の代わりに傷付きたくて
ただ傍で笑っていたくて

飽くまで君の海自由に泳ぐ魚に成りたい

有り得るすべての君を知りたくて、解りたくて

だけど傷を見たくないから
余計に傷付けたくなる

たった一秒の快楽を求めて

どこまでも続いてくだろう
終幕の時がくるまで

迷いも躊躇いも戸惑いも

問い続ける事は咎めない

無条件の感情が束になって矛盾と理想を形成してく

無邪気な失意を願って

生き続ける未読の恋心…。

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