僕達が
向かう場所は,
隣町だった。
何回も
行った事
がある場所。
僕達はしばらく歩いた。
二時間ぐらい歩いただろうか。
「そろそろ休憩しようか?」
「ぅん!」
僕達は持っていた水筒を飲みあった。
「君達。こんなところで何をしているんだぃ?」
おじいさんが話し掛けてきた。
「隣町にいこぅと…。」
するとおじいさんは真剣な顔になって言った。
「あぁ…やめたほうがいいぞ。隣町に行くのは…。」