「ぇ……ぃゃ、いつもならもっと厳しいのになぁって……なぁ?」 「そうそう、なんか余計に不安。どうかしたの?」 そう言う2人を交互に見て、イザリアは口を開いた。 「今日は巫女様がここ、カノマ大神院に戻られる。確かに、いつもならばかなり厳しい罰を与えていたであろうが……今日のところは一先ず、巫女さまに感謝することだな。」 そして前に向き直り、すたすたと歩き去っていった。 「エリカが?」 「戻ってくるんだ――」 2人も他の使徒と合流すべく丘を後にした。
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