レイコが前にでたのを見て2人もスッと顔つきが変わった。
怜子「2人共、今回の使真は今の所、予測データのとおり動いてるわ。
だからヴェリにのせたデータどおりで戦闘モーションもいけるはずよ。
ただ気を付けたいのは…
あちら側に侵食されないこと…基本よ。気を付けて。」
怜子がキリッと助言をする。
瑞枝「リアルでもデータの処理、予測はしていくからその時状況が変わればまた指示を出すわ。
では、パイロットは搭乗機へ。」
歩・水夏『了解!』
プッと通信が切れた。
瑞枝「さて…と…今度はアナタ達ね。」
瑞枝が祐希と紫穂を振り返る。
「「……」」
怜子「ずっとここに?」
瑞枝に問い掛けた。
瑞枝「そんなわけないでしょ。司令室にあげるわ。」
怜子「まさか!?」
唖然とした声をあげる。
それに対し瑞枝は先程怜子に言われたことをそのまま踏まえ、逆に聞き返す。
瑞枝「実戦を見せなくては意味が無い。アタシ達は従うだけなんでしょ?」
怜子「…それはそうだけれど…」
瑞枝「さぁ、祐希に紫穂。ついてきて。」
今回は怜子のほうが気負されていた。