悪夢

マサムネ  2007-10-31投稿
閲覧数[215] 良い投票[0] 悪い投票[0]

今日も君がいない夜。

君を求めて眠りにつく。

僕一人ではこの夜はあまりに寒くて永すぎるよ。
ほんのり君を写して、
二人を包んだあの暖かな暗さも、
僕一人の時は悲しみと不安を写す広すぎる闇へと姿を変える。

ただ君に会いたくて
ただただ君を求めて

ただ苦しくて
ただただ永すぎて

それでもただ伝えたくて
ただただ君が愛しいと。


永すぎる一人の夜


君を求めてさまよう僕の心は、結局今日も、君が残していった思い出にくるまって眠りにつく。

君へとのばした掌が、空を切って君は去った。

悪夢から目覚めた僕に君が笑顔をくれた。

まだ夢見てるのかな。
君がいるなら幸せすぎる夢だね。
覚めないでいつまでも。
あの夜より永く永遠に。
幻想の君を抱きしめた。
暖かな君が僕の胸の中で眠る。
君の暖かさが胸から溢れだし頬を冷たく濡らした。

君がいない夜
たった一人の夜



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 マサムネ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
ラメライナーで激カワeye
話題の涙袋効果も


▲ページトップ