こおって 静かに
見下ろす先に青白い手がある
涙をも流すことができず
凍り付いたまま
ときが経てばいい
私の中にある 銀色の光
求める人が数多くいる事をしったから
すべてから目をとじて
そむけ続けた
すべての糸は
ここにつながっているのに
それを無視して
なかった事にするのは
卑怯な事ですか？
あとは呼吸が止まればいい
理由なんて本当はいらない
ただココロ温かく在りたかった
冬がとけだして
すべてが始まる時
何をつかもうにも
つかめなかった
この青白い手に
はなをだきけたらいい
ちりになってもかまわない
この手を握りかえして
何より強くその時だけ
みつめあっていたい
最後の吐息はあなたのために
言葉を残すから
こおってしまう
私にほほえみをください
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