『バイバ〜イ♪♪』今日もやっとバイト終わった〜! 友姫(ゆき) は早く帰って出かける準備しなきゃ♪とウキウキしていた。
『じゃあ、いつもの所に6時ねぇ〜!友姫遅れないでよねぇ♪』
繭美(まゆみ)は、そお言い残すと急いで帰っていった。
『繭美に言われたくな〜い!繭美こそ絶対遅れるなよな〜!!』
オラは帰ろうとしている繭美に向かって大声で叫んでやった。
繭美はこっちに大きく手を振って帰っていった。
今日は繭美とサイトで知り合った男2人と飲み会をする事になっているのだ。
繭美とはオラの中で一番の友達!親友と言える仲。
その繭美とは、毎日と言っていいほど遊びまくった。しかも夜中心に♪ 2人は夜遊びが大〜好き?毎晩のよおにサイトで知り合った男や、ナンパされた男と遊びまくった。
『今日は何着てこうかなぁ〜♪』
オラは時間を気にしながら洋服を選んでいた。その時ケイタイがなった。
『もしも〜し♪』
相手は繭美だった。
『あっ、友姫♪あのねぇ、繭美準備終わっちゃってヒマでさぁ〜!友姫まだ終わらない?』
来たっ!と思った。繭美はいつも時間通りに動くことが出来ない人だった。毎回のよおに準備が終わってしまい早くなるか、準備が間に合わず遅くなるかだった。しかし、こお毎回続くとオラ自身が慣れてしまった。
『はいはい!わかったよ!!急いで準備して行くからちょっと待ってて!!』
オラは急いで洋服を選び化粧をすますと香水を体にふりかけると急いで家をでた。携帯で時間を見てみるてまだ5時間を過ぎたところだった。
『今日は1時間も早いや…。』
オラは一言つぶやくと急いで繭美の所に向かった。
繭美との待ち合わせ場所とは、繭美のアパートの近くにある公園だった。その場所までは歩いて15分ぐらいかかる。家を出たところで繭美に電話をかける。
『もしもし!今家出たから、あと15分ぐらいで到着するね♪』
繭美との電話を切ると少しだけ足を早めた。
10分くらい歩いたところで公園が見えてきた。まだ繭美は来てないみたいだった。
『今日はけっこお早く着いたな♪』
オラは繭美が来るまでブランコに座って待っていた。
2、3分ぐらいたって繭美が来た。
『ゴメ〜ン!待った?』
繭美は小走りで駆け寄ってきた。
『大事だよ〜♪じゃ行こっか♪』
オラと繭美はサイトで知り合った男との待ち合わせ場所に向かって歩き出した。