「いやあぁぁぁぁぁぁ!!!!」
―コエヲダシテモムダヨ。ヒトガキテモワタシハミエナイ。
コレデオワリヨ。コノミ!!―\r
千華は、首を強く絞めた。そして8本の手で体を強く抑え、身動きが出来ないようにした。
「う・・・・。」
と言い、息絶えた。そして、口から何かが出た。
―コレガタマシイカ・・・。ソレニシテモ、アッサリトシンダワネ。
アト99コ。サテサテツギハダレニシヨウカ?―\r
しかし、千華が見ていなかった手に紙が握られていた。力ない手に――。
『紙に気を』
で終わっていた。それに気が付いていない千華は、首に息を吹きかけた。
すると、手のあとがすべてなくなっていた。首にも腕にも足にも手の跡はない。そして千華は、消えた。消えた後に、人が通った。
「うわぁ!女の子が死んでいる!!」
すぐに警察に通報し、数分後警察が来た。そして好と最後に会話した優実は
さっきまで話していた好が死んだという事実を認められなかった。
「好は死んでない!うわあ・・・・!!」
優実は、泣き叫んだ。しかし、自分が餌食になる事は、思いもしなかった。
―アノコニシヨウ。キタノユウミ!
ワタシヲイジメタヒトリ―\r
泣き続けて疲れた優実は、ベットに寝転んだ。そして横を見ると、
紙があった。好の机の中にあった紙と全く同じ大きさだった。
”アシタ2ジ、オマエハオワル。
キョウフニオビエルオマエノカオガタノシミ
セイゼイガンバレ―\r
「はっ?」
続く
フフフ・・・。コウカイシナイヨウニネ・・・。