涙の絆 10

キャロルの秘密  2007-11-05投稿
閲覧数[817] 良い投票[0] 悪い投票[0]

純のこの出来事は実際の事である。このような事は、この病、統合失調症の症状のいくつかである。純は、幻聴や幻覚に苦しめられていた。そんな純の言動が可笑しいことに最初に気が付いたのは、純の姉であった。父や母は、年の暮れから正月にかけて母の田舎に帰っていた。純は、居酒屋でのアルバイトで内々の忘年会の後、高熱を出し寝込んでしまった。純の姉は嫁に出ていたが、同じ街に住んでいた為、純の食事などを買って、一人でいる純のとこまで正月前後、毎日届けに行っていた。純の熱も下がりかけていた。もう姉は安心していた。ところが事は、全然違う方向に進んでしまった。それが事の始まりだった。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 キャロルの秘密 」さんの小説

もっと見る

ノンジャンルの新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ