三十代の愛し方

ラチェット  2007-11-05投稿
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私の戸籍にバツがついた夜。

泣いた

呼吸のリズム忘れてしまうほど

泣いて泣いて

普通の別れかたならきっと私は

ここまで壊れんかった。

泣きながら、死ぬと思った。

ベッドに運ばれてー
母が三十代の私の頭を、なんも言わず、なぜた。

苦しかなあ…苦しかなあ…って

一緒に泣いている

幼い息子はバスタオルで私の止まらない涙を、拭い続けてる
情けないなあ…もう泣かんからね。
だから、しばらく眠らせて。

強くなる私を準備せせて

あのひとが、罪人になった夜。




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