そんなイラつく毎日を送っていた時、クラスの生徒が停学になった。理由はバイト禁止なのにバイトをした事だ。
俺はその生徒と3日後くらいに会った。
「やべぇ〜よ、私の居場所ない」と、その生徒が悲しそうに俺に言った。俺の心は強い衝撃を受けた。
この生徒が職員室に行ったらどの教師も自分が停学になった事や停学だが家にいても勉強しないから登校させられている事を知っていたらしく、他の教師から色々と言われるのが辛かったらしい。
教師は必要以上に生徒の情報を漏していたのだ。
俺の怒りは爆発した。
事故の説明をしても態度が悪いと言われる事。授業を見せてくれと頼んでも、教育実習費は俺には入らないから嫌だと言われたりもう爆発だ。
俺は大学に連絡を取って、教育実習を辞めた。
授業中机の上を歩き回る生徒を見ながら、俺は学校をさった。やっぱり教師は人間じゃない。二度と俺は教師を信じないと思いを持ち。
しかし、またもや俺に悪魔の手が伸びてきていた。