「いってきます。」
元気よく学校に向かうのは、天草薫。高1。
「よっ」
いつみてもやっぱりかっこいいなぁー。
「おはよう。」
私の彼氏。前中大貴。みんなからはだいちゃんと呼ばれている。 だいちゃんはみんなから好かれている。でも…私には、忘れられない人が居る。それは…小学校から一緒の谷村流。私が、いままでの中で一番すきな人。
だいちゃんと付き合っているのに私は最低な女だね。だいちゃんごめんね。でも、今、流とはしゃべっていないよ。だいちゃん。
流とはクラスがちがうし…。しゃべったら、すきと言う気持ちが、強くなりそうだから…。
キンコンカンコーン♪
学校のチャイムがなる。私とだいちゃんは、教室へと急いだ。
「じゃぁな」
「うん」
と私はだいちゃんに答えてから、教室に入った。
「おはよー」
私の親友みかが話してきた。みかは、かわいくて、オシャレで、流とも仲良いい。私は、昔からみかになりたかった。私が、「おはよー」と返そうと思ったとたんに教室の扉が開いた。扉の前には、私が、忘れられない人…流が居た。流を見たとたんに心臓が、激しく動きはじめた。
私は、やっぱり流がすきなんだなと感じた。
流が私の前に立った。
私は、だんだん心臓の動きが早くなる。
「お前さー俺のことさけてない?」
「別にさけてないないよ。」
「なら、よかった。昔みたいにまたしゃべろうな」
「ぅ、うん」
「じゃぁまた!」
流が居なくなった。私は、ドキドキが止まらない。。。私やっぱり、流が忘れられない。
流ーーー。
今日は、なぜ私に話し掛けてきたの??
流ーーー。
私は、まだ流のことすきで居ていいの??
流ーーー。あなたが、やっぱり忘れられません。あなたが大すきです。