殺されたココロ

通りすがり  2007-11-05投稿
閲覧数[421] 良い投票[0] 悪い投票[0]

いかにも人工的なクリスマスツリー

優しさのカケラもないイルミネーション

この街に冬の温かさは感じない

ガキの頃

その小さな手でしっかりとお母さんの手を握り歩いた、保育園までの砂利道が恋しく思えた

大きくなるという事は、大人になるという事は

心を捨てるという事なのか?

街行く人々はそんな俺に背を向け

足早に目的地へ急ぐ

立ち止まり一緒に季節を感じてくれる人などいない

今日もまた俺は街の片隅で

捨てられ汚れた『愛』みがいてる

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 通りすがり 」さんの小説

もっと見る

その他の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ