全くつまらない日々が過ぎていく。
いつもの帰り道、自分の今に虚しさを感じながら歩いていく。
帰り道にすごくキレイな景色が見える場所がある。
海が見えるキレイな場所だ。
少し立ち止まる。いつもと変わらない海だ。
俺はそんな何気ない景色が好きだ。
家に帰ると誰もいなかった。とりあえずシャワーをあびた。
その後何となくベットに横になって寝た。
母さんが俺を起こす。もう飯の時間だ。2時間位寝ていた。
夢を見た。
もっと見たいと思った。
俺が甲子園を決める夢だった。
俺は中学まで野球をやっていた。あまりの厳しさに高校に入って、もうきつい思いをしたくなかったので、野球をやめた。
高2になった今、後悔をしている。つらいばかりだったのに、すごく後悔している。
そんな俺は今、野球で活躍している妄想ばかりしている。
野球をしている友達がうらやましい。
そんな事を思いながら毎日が過ぎていく。刺激の無い毎日だ。