山の天辺、野原の上の、菊の葉っぱの露の上。 嘘ぶく春風通り過ぎ、夢は現(うつつ)と消えさりて、蝶は彼方を探します。 リスもトカゲもミミズもトリも、彼方を探しにくるでしょう。 積もった雪の間から私は芽を出し、謳歌する。 彼方は私のそれを見て微笑(わら)ってくれたら幸いです。
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