「あのさ・・。」
・・・・。
「別れようか・・。」
「・・うん。」
たったこれだけの言葉
たったこれだけの二人
12月の夜
いままでで一番寒い夜だった・・
クリスマスを待ち、電飾に灯されて光る街が
なぜか虚しく
なぜか切なく
真っ暗になった心をかすかに照らしていた
君が背を向けて俺から離れていく・・
なにか言おうとしたけど無理だった
できなかった
遠ざかっていくその背中をただ見てることしか・・
「ごめんな」
せめて謝らなければいけなかった
わがままで
自分勝手で
いつも君を傷つけていた