ふっと気がつくと私は集中治療の前の椅子のに寝ていた。後で聞いた話しだが私はその場で倒れた私を担任の黒木が運んでくれたらしい。顔を上げると[治療中]のランプがさんさんと輝いていた。周りを見回すともう黒木の姿はもうなかった。「・・薄情なやつ・・」私はポソリと呟いた。その時の私は気がついてなかった。ポケットに入っている真っ黒い殺人依頼書が入っている事を。
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