彼女の自分への気持ちを知った僕はとても浮かれていた
それからの僕らは外へのデートは1度もせずに2回程彼女が僕の家に訪れ夕食を一緒に食べた
その後イチャイチャしあってしばらくすると…彼女は
「用事があるから!」
と帰ってしまった
それでも僕は彼女との貴重な時間を過ごせたことで幸福感は十分にあった
『ずっと好きだからね』
と…メールを毎日まめに行い愛情を全て伝えた
彼女のメールはいつも短くとくに気持ちを表す内容はなかったが
彼女からの返信が届いただけで僕はうれしさを隠しきれなかった
そんなある日
彼女が風邪をひいて寝込んでバイトも休んでしまった
僕はこっそりお見舞いに行って美味しいものでも作ってあげようと思い
近くのスーパーでお好み焼きの材料を買い彼女の家にむかった
『きっと喜んでくれる!…びっくりするだろうな〜』
そう僕は期待していた
彼女の住んでいるマンションに着いたので
『今家の下にいるから鍵あけて〜お見舞いにきたよ!』
とメールを送った
久しぶりに彼女に会えるためかドキドキ感も止まらなかった
しかし…
これから起こることが悲劇を生むことになるなんて誰も予想していなかった