涙の絆 12

キャロルの秘密  2007-11-09投稿
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「麻紀ちゃん、おはよう。明けましておめでとう」開口一番純は言った。 「明けますておめでとうごさいます。坂木さん熱は下がったんですか」 「なんとか下げたよ。だって、せっかく麻紀ちゃんと二人で買い物に行けるだよ」純は自ずと笑顔になった。 「またぁ、坂木さんたら」麻紀の笑顔が眩しかった。 二人は、池袋に行くことに決めていた。 「じゃあ、行こうか」純は助手席のドアを明けて言った。 麻紀は、お邪魔しますと言って車に乗り込んだ。 純は運転席に座りハンドルを握った「では、生きますか」純は、サイドギアを下ろしギアを入れ替えアクセルを踏んだ。 空は雲一つなく朝の陽光が眩しかった。



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