恋〜世界一幸せなプロローグ〜?

みずほ♪  2007-11-10投稿
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あなたは、
 友達と恋・・・・
  どちらを選びますか?
☆学校☆
今日の休み時間は、奏恵も滝本も私の教室に来なかった。奏恵の教室を見に行ったら、悲しい顔をして本を読んでいた。滝本の教室も見に行った、滝本は顔を伏せて座り込んでいた・・・2人とも多分、悩んでいると思う。私もそうだから・・・私達3人は、どうなっちゃうんだろう・・・でも今私が言い切れる事は、このままではいけない。なにがなんでも・・・私が決断しなきゃいけない。そうじゃなきゃ私のせいで、2人が潰れてしまう・・・どうすればいいの・・・

☆夜☆
「もしもし」
私は滝本に、電話をした。「もしもし。滝本です」
滝本がでた。
「滝本?私、瑠璃だけど」「白木?何?」
私は決めた。
「こないだの返事、
 悪いけど無かった事にし てもらえる?」
私は友達を選んだ。初恋を捨てて・・・
「俺の初恋相手は、白木だった。変な噂では、三浦が好きってなってるけど、俺はお前の事が誰よりも好きだ。どんな気持ち持っていてもいい。だから、俺を選んでくれよ。」
初めて滝本が泣いた。それほど、私を大切にしようという気持ちを持っているの?私は気付かぬまま、心が少しずつ動いている。
「ごめんなさい。本当にごめんなさい。」
私も気付かぬまま、涙がこぼれていた。何て辛いのだろう。好きな人に、大切な人に、好きと言えないのは・・・
「分かった・・・でも俺を必要としてたら、いつでも俺のところにこい。俺は諦めない。お前の事を、絶対に。」
沈黙になった・・・ここまで愛してくれてるの?この気持ちにこたえたい・・・大切にしてもらいたい。愛してもらいたい。
「ありがとう・・・私に恋してくれて。ありがとう・・・私の事、1番に好きになってくれて。本当にありがとう」
涙がこぼれて、悲しみが喉の奥から込み上げてくる・・・
「あぁ、じゃあな。」
彼はきっと、泣くのを我慢していただろう。
「バイバイ」
通話は終わった。通話時間は、1時間30分・・・長い間喋っていたな・・・
「瑠璃、お客さん来てるよ早くしなさい」
廊下から、お母さんの声がした・・・下に行ったら、滝本がいた。



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