玄関には、滝本が立っていた。
「ちょっと、時間平気?外出よう。」
私うなずいた・・・
外に出た。家の近くの公園に行った。
「で、要件は何?」
「白木・・・何であんなに泣いてたの?」
言えない・・・そんな事。「悲しかったから」
また沈黙・・・
「何やってるの?2人で・・・」
その声は・・・
「奏恵?」
暗くてよく見えない・・・「そうだよ、ひどいよ、瑠璃は・・・協力するって言ったじゃん」
奏恵は泣き崩れてた・・・「誤解だよ!私を信じて」奏恵は泣きながらこう言った。
「信じられないよ・・・瑠璃の裏切りもの・・・」
奏恵は、泣きながら帰って行った。
「私ってなんて不幸な女なんだろう。あり得ない・・・友達と恋・・・同時に両方を失った・・・」
私は、泣き崩れた。どうすればいいのだろう・・・
「白木・・・どういうことだよ?友達と恋ってなんだよ・・・」
その後、全てを滝本に言った。
「つまり、三浦が俺の事が好きで、白木も俺の事が好きで白木が三浦に相談されて、悩んでたって事か」
私はうなずいた。
「分かった。俺が明日何とかするから・・・安心しろよ」
彼の温かかさが伝わる。
「ありがとう。」