あたしは、[ぶたおんな]とか言われた。自分でも、豚に似てるコトくらい、自覚してた。でも、言わなくても良いことじゃないの?あたしは、先輩と別れた。この恋は、真っ暗の恋な序章だった。
あたしは、学校に行きたくもなかった。目を合わせたりするのが、怖くてたまんなかった…
あたしを、支えてくれたのは、『新山』先生。
大丈夫かぁー?とか、こっちに来なさい。とか叱られたりするのが新山先生ならよかった。
ある時…あたしは先生に呼び出された。保健室に…
何をするのかわかんなかった…
「ねぇ。せんせっ!何をやるのぉ?こんなとこで。」「…」
ドサッ…
え…?何?何?
「俺、お前の、事が好きなんだ。大好きなんだ。」
「!?」
「だから付き合ってくれよ。」
「あたしも、先生のコト…スゴい好き。キスしたいくらい…」
嬉しかった…先生も好きだったなんて…
あれ…?先生って…結婚してるんじゃなかったっけ…それに、赤ちゃんいる。って…
「先生って結婚してるよね!」
「してる。でも、お前の方が大事だから。離婚するつもり。」
「…ありがと…。」
あたしは、先生の愛人になった。
でも、最後の最後で大変な事になった。教育委員会の問題になった。