放課後になって生徒会室に行くと藍治の隣に裕太が座っていた。
「しゃっちょお!!!」
アタシは裕太に向かって片手を上げた。
「は??…オイ藍治おまえまた何か椿に吹き込んだ??」
「何も言ってナイ〜社長出勤って言った〜」
裕太が藍治の頭を叩いた。
「何が社長出勤だ。」
「痛い〜」
藍治が頭を押さえて言った。
「裕太何で今日遅刻??珍しく…」
鈴子サンが言った。
「あー昨日彼女のとこ泊まったんだけどいろいろあってなぁ。」
裕太の彼女は2つ上の女子大生で美人サン。
「ふーん…ケンカしたの??」
アタシはパイプ椅子に座りながら訊いた。
「最近ヒステリーなんだよな…いきなり“何でアタシが好きなの!?”とか言い出すし…流すと怒る。説明すると質問責め。何かあったのか訊いても何も言わない。あーめんどくせ。」
裕太の顔は疲れてた。
“何でアタシが好きなの!?”…アタシもどっかの誰かに訊いてやりたい。何でよりにもよってアタシなの!??
凄くもてるくせに…。