five★ 11

レオナ  2006-03-25投稿
閲覧数[315] 良い投票[0] 悪い投票[0]

放課後になって生徒会室に行くと藍治の隣に裕太が座っていた。

「しゃっちょお!!!」

アタシは裕太に向かって片手を上げた。

「は??…オイ藍治おまえまた何か椿に吹き込んだ??」

「何も言ってナイ〜社長出勤って言った〜」

裕太が藍治の頭を叩いた。

「何が社長出勤だ。」

「痛い〜」

藍治が頭を押さえて言った。

「裕太何で今日遅刻??珍しく…」

鈴子サンが言った。

「あー昨日彼女のとこ泊まったんだけどいろいろあってなぁ。」

裕太の彼女は2つ上の女子大生で美人サン。

「ふーん…ケンカしたの??」

アタシはパイプ椅子に座りながら訊いた。

「最近ヒステリーなんだよな…いきなり“何でアタシが好きなの!?”とか言い出すし…流すと怒る。説明すると質問責め。何かあったのか訊いても何も言わない。あーめんどくせ。」

裕太の顔は疲れてた。

“何でアタシが好きなの!?”…アタシもどっかの誰かに訊いてやりたい。何でよりにもよってアタシなの!??

凄くもてるくせに…。

i-mobile
i-mobile

投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 レオナ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]
荒木さやかchan
プロデュースバスソルト


▲ページトップ