社内恋愛17

ちょこ  2007-11-11投稿
閲覧数[386] 良い投票[0] 悪い投票[0]

入社して一週間が経ったくらいの頃、上司が飲みに行こうと言ってきた。
上司は36才で元々大阪の人で名古屋に単身赴任で来ていた。
お酒が好きで、私が来る前からよく会社の人と飲みに行っていた。
名古屋営業所の社員は四人しかいなくて、他二人は風邪で体調不良だったので私と二人で仕事帰りに飲みに行った。
上司と知り合ってまだ四日目だし、二人だけという状況に初め緊張したが、お酒も入り楽しく会話も弾んだ。
お互いの過去の恋愛話をしたり、とにかく楽しかった。
また上司の関西弁も好きだった。
お酒も進んだ勢いで、「結婚しててショックでした」と言いさりげなくアピールしてみた。
上司は、それはありがとう、と照れたように言っていた。
楽しい時間もあっという間に過ぎ、気が付いたら終電がない時間だった。
明日も仕事だし、私はタクシーで帰るつもりだった。
帰る方向が一緒だったら良かったのにね、と私が言ったら、うちに来る?と言われた。
タクシー代をださせたくなかったのか、どういうつもりで言ったのか分からないけど、私は行く事にした。
私は一緒に歩きたくて、上司の家迄一時間くらいかけて歩いた。
上司なんだけど、若いし頼れる先輩という感じがした。
家に着くとすぐ缶ビールを出された。
男の一人暮らしの割にはきちんと片付いていた。
飲み終えた頃、時間も遅いし明日仕事だから寝る事にした。
布団は一つしかないから、上司はその隣の床で寝ようとしていた。
私は泊めてもらって申し訳ないから、一緒に布団で寝よ、と言った。
一緒に布団に入ってると、眠れないと上司は言った。
私は、「もし会社で私が泣いたらどうしますか?」と聞いた。
「どうしたらいいか分からず、あたふたするかも。」と答えていた。
私が「そういう時は、ギュッって抱き締めて下さい。」と言うと、笑って「分かった」と言った。
そしてすかさず私は、「じゃあ、試しに今してみて下さい。」と言ってみた。
一瞬沈黙になったかと思ったら、抱き締められた。
そして、キスされた。
そのまま体に触れられていった。
なかなかエッチしてくれないので、私から、してと言った。
さすがにそれは…と言っていたけど、結局最後までしてしまった。
終わった後に、「何でエッチしたの?」と私が聞くと、「そのセリフそのまま返す」と言われた。



投票

良い投票 悪い投票

感想投稿



感想


「 ちょこ 」さんの小説

もっと見る

恋愛の新着小説

もっと見る

[PR]


▲ページトップ