「好きだから」と答えると「そういう返答が来ると思わなかった」と言っていた。
翌日は何事もなかったように仕事をした。
帰宅後私は一人で、またやってしまったと反省した。
しかも今回は直属の上司なのに…。
でも、妻子持ちだしいつかは大阪に帰る人なので、本気にならず割り切っていた。
新しい仕事始めたばかりだから仕事はしっかりやっていきたい。
だから仕事に影響させないように気を付けている。
それにしても、大してかっこよくないし、お金もないのに、つくづく私は不倫体質だなと思った。
私が連絡しないのもあって、お祝いをしてくれると言った彼とは本当に疎遠になった。
嫌いになったわけではないが、私の気持ちも冷めていった。
代わりが出来たとも言えるけど。
私だって、ちゃんとした恋愛がしたい!
不倫ばかり繰り返しても、幸せになれないのは分かってるのに、そういう道に行ってしまう。
年齢的にも焦らないといけない筈なのに、今が楽しければイイって思う自分もいる。
いつか幸せになりたいな。
《完》