風紀は中心人物を睨み殺す………って思わせるぐらい脅した
風紀)雷斗から月の葉書を貰ったのか?
風紀が怒りにまみれた声で聞くと
中心人物)はっはい。雷斗さんから貰いました
そう言った瞬間に風紀は月の葉書を奪った
ピシッ
風紀が手に取った瞬間嫌な音がした次の瞬間
サァァァァァ
!!!!!!
何と月の葉書が砂の如く崩れたのだ
部屋は月の光を無くして暗い部屋になった
風紀)なっ………何故だ?
風紀は酷く動揺したのか手に残っている残りの砂を見たまんまだった
中心人物も動揺したがこの好機を逃さなかった
ガチョ
中心人物の後ろから変な音がした
音がして数秒後
ゴゴゴゴゴゴゴ
部屋中が揺れて、石が擦れる音がし始めた。その音にようやく風紀は我に返った
風紀)なっ何をした?
風紀はまだ動揺を隠せない様子で聞いた
中心人物)この屋敷は実はチョイと支柱を崩すだけで1分で完全に崩れ去る。私も死んでしまうが、これ以上失態は重ねれない。アハハハハハハハ
中心人物は狂った様に笑い出した
中心人物)さぁ絶望しろ
中心人物は楽しみながら風紀の顔を見た
風紀)………
風紀は中心人物を少し睨んだ
そして、真上を向いた瞬間
ブワァァァァァァァァ
風紀の周囲から大量の風が他方向に流れた。風の密度が大きくて目が開けられなかった
屋敷の揺れが収まった
中心人物)ヒイッ
中心人物が目を開けると恐怖した
無理も無い、部屋1面の床が崩れる前と何ら変わり無かったが、屋敷の全ての壁という壁が風紀の風によってゴナ?に粉砕されて町の外の砂漠に流されていたからだ
この光景にもはや抵抗する気も出なくなった
風紀)雷斗は何処にいる?
風紀が怒りのままの顔をして脅した
中心人物)らっ雷斗さんの所在は知らない
中心人物がそう言うと
ビュッ
風が流れ出て中心人物の耳をかすめて後ろのガレキが破壊された
中心人物)ほっ本当だ
中心人物は脅えていった
風紀)何故お前に雷斗は月の葉書をやった?
風紀が聞くと
中心人物)雷斗さんから取引を持ちかけられたんだ
風紀)取引?
中心人物)そっそうだ。月の葉書の効果を定期的に報告したら好きに使っていいと
風紀)雷斗は次はいつくる?
風紀が聞くと
中心人物)もうここには来ない
風紀)なっなに?
中心人物は風紀に驚愕の発言をした