生活センター…
主人を何くわぬ顔で会社へ送り出す。
手作り弁当と水筒を持たせて…
いつまでもこの人のお世話がしたい? そう思う事事態が私には合わないのかな… 苦しい。
食卓に一人でボーっとしながら生活センターに電話をしてみた。
出たのは同じ年くらいの女の人だった。 また怒られるのかと思ってたら違った。
こんな私に、その担当の女性は優しく言葉をかけてくれた?
「消せない借金はないんですよ…大丈夫だから」 その言葉を聞いた途端私は心の紐が一気にほどけた気がした。次の言葉が出ないくらい涙した。その優しい女の人は
親切にも、こんなバカな私に司法書士の無料相談を教えてくれた。
ありがとう。
なぜかおばぁちゃんと神様にも感謝した。
先のことは分からないけど、とりあえず今すぐやれる事があるのに私はすごく安心した。
なぜだか分からないけど…
司法書士の相談センターに電話をして、すぐに債務整理の出来る人を紹介してもらった。
これから来なさいと司法書士の人に言われた。
私もすぐに向かった。
その人は司法書士って感じはなく、50才くらいの男の人がだった。
私は必死に説明した。 「結婚前の借金なので主人に内緒で処理をしたいと」 恥をしのんで頼んでみた。