純が運転する車は、サンシャイン60の地下駐車場へ入り、二人は車を降りた。早速ショップのある階へ、エレベ−タ−で上り二人並んで店内を見て回った。純は隣りにモデルのような麻紀がいることに誇らしい気持ちで堂々っあるいた。やはり正月なので所々に福袋が沢山置いてある。 純は麻紀にどれか買おうかと言ったが麻紀は、もったいないと言ってから自分の好きな化粧品類に目を奪われていた。純といえば、高熱は下がったものの一応、風邪薬をドラッグストアで液状のものを買って飲んだ。 二人はそれから純の希望だったプリクラを撮った。このプリクラが純の大切なものになることは間違いなかった。