―中学3年3学期 受験日はもう一週間をきっていたけれど、私は毎日当時ハマっていたゲームをした。 成績は下から数えた方が早い私。 だからか、親がこんな約束をしてきた。 『もし公立受かったら、携帯とあんたの好きなもん一つ買っちゃらい!』 きっとこれは私をけなしているのではなく、物で釣る作戦だというのは幾ら馬鹿な私でもわかった。 でもそんな約束しても、私は勉強なんて一つもやらずにゲームに没頭していた。
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