入ってみると、事務用の机が20個ぐらいとその上に電話だけしかない、シンプルな部屋だった。
私『あの〜手紙を見てこちらに来たんですが…』
そこには背の高い男性が1人と電話で話している女性の2人がいた。
男性が振り返った。
男性『アア、ドウモアリガトウ。オテツダイネ。』
えっっ?いきなり?手伝い?
私『あの手紙の内容であまり解らないので説明してもらえませんか?』
男性『アア、ソウネ。ボクはパク・ソンミョン、トイイマス。』
そして、パクさんの話が始まった。
どうやら、温暖化の影響で推移が上がり日本の沈没が進んでるらしい…
日本政府は国民が混乱を起こさないように、ギリギリまで隠すらしい。
外国では、既に問題になり、我が国の国民だけでも助けなければ…と言う内容だった。
私はただただビックリするだけで声が出せなかった。
すると一緒に入ってきた美女が話し出した。
美女『私はハン・イミョンといいます。生まれも育ちも日本でK国の言葉は喋れません。そんな私でも、役にたてるんですか?』
私『私もです。あっっ、私はキム・リサです。』
パク『言葉は覚えれば大丈夫。最初は雑用だけ。あと、二階に語学スクール作ったから行ってみて。』
なるほど…まっっ無職だし…付き合ってみるか。
その日は、資料をもらい家に帰った。
つづく